『シチュアシオニスト革命(シチュアシオニスティスク・レヴォリューション)』誌の紹介
幽霊が世界中に出没している、シチュアシオニスト・インターナショナルという幽霊が。古い文化のあらゆる権力は、聖十字軍に団結して、この幽霊を殲滅しようとしたり、あるいは、その名を騙って、身分詐称することでこの混乱が以前の安楽の状態に戻るようにしようとしている。つまり、マルローとボムホルト、パリのシュルレアリスムとブタペストの社会主義リアリズム、スウェーデンのナッシュ主義者とミュンヒェンの裁判官たちのことだ!
これらの事実から、二重の結論が引き出される。SIは今や、あらゆる警察とあらゆる自由思想の偽造者たちから、1つの力として認められているのだ。
今こそSIが、すでに登場したすべての文化ゾーンにおいて、自らの考え、目的、創造方法を、公表すべき時である。今こそSIは、過去の精神の中で「シチュアシオニスム」について作られた伝説のすべてに反対して、シチュアシオニスト・インターナショナルそのものの根本的な新しさを訴えるべき時である。*1
コペンハーゲン、1962年10月